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緊縛された戦乙女
主に緊縛された戦う乙女たちの活躍(?)を描いております。
ライガーレディ危機一髪!!vol.5
捕らわれの身となり、ダークハンター基地の地下牢へと監禁されてしまったライガーレディ……

ライガーレディ(……な、なんでボク捕まってんの…?たしかダークハンターと戦っていて、幹部の怪人を追い詰めて…それから……そうだ!!そのあと、誰かに後ろから殴られたんだ!!………なんてこと……慢心して殺気に気づけないなんて………ふぇ~…ボクもまだまだ修行が足りないなぁ………と、とにかくまずはこの縛めをなんとかしないと!!)
ライガーレディ「ん……んん…んッ!!んん!!ん~んッ!!」
ぎしぎしという、縄のきしむ音とともに身体を揺さぶり縄を解こうともがくライガーレディ。
ライガーレディ「んッ!!んッ!!んん~んッ!!んッ!!んん~ッ!!」
しかし一向に縄はゆるまない……
ライガーレディ(………かなり固く縛られてるみたい、ぜんぜん抜けらんない……せめてもう少し手首の縄がゆるめば……)
ライガーレディ「んんッ!!ふぐぐ~ッ!!んんん~ッ!!」
今度は怪力で強引に縄を引きちぎろうと試みる。
ライガーレディ(だめだ…ビクともしない……!!けど、ライガーレディの力でもだめだなんて……そういえばさっきあの怪人が言ってたな、この縄、特殊な素材でできてるって………で、でもこのくらいでへこたれるもんか!!)
それから必死に縄から脱出しようと、渾身の力を振り絞って暴れてみた。
しかしそれでも縄がゆるむ気配はまるでなく、縄のきしむ音とボールギャグ越しから漏れるライガーレディの喘ぎ声にも似た、くぐもった声だけが地下牢にむなしく響いていた………

ライガーレディ(………どうしよう…どうしたら……尻尾は自由だけど固い結び目を解けるほど器用じゃないんだよねこれ………そうだ!ライガースパークなら…!!ボクもダメージを食らうかもだけど、四の五の言ってられる状況じゃないし……よ、よし…今度こそ!!)
ライガーレディ「ふぁいあーふふぁーふ!!(ライガースパーク!!)」
しかし、全身から強力な電撃を発することができるはずのライガースパークは出ない。
ライガーレディ(あ、あれ??……もう一度…!!)
ライガーレディ「ふぁいあーふふぁーふ!!ふぁいあーふふぁーふ!!」
しかし何度挑戦してみても、一向に電撃が出る様子はない。
ライガーレディ(どういうこと!?ライガースパークは身振り手振りがないとだめなのかな……手足を縛られたまんまじゃ出せないってこと??………ふぇ~ん!!こ、これってもしかして絶体絶命ってやつなんじゃ…)
ついに万策尽き、緊縛からの脱出は不可能であると悟らされるライガーレディ。

ライガーレディ(グス………動けないって、なんだか怖い……ボク、これからどうなるんだろ………)
超人的な力を持つ無敵の女戦士ライガーレディ……しかしその精神はまだまだ未熟な少女にすぎず、決して解けない緊縛の前に絶望感がその身だけでなく、彼女の心までをも縛リ上げようとしていた………

まさに生命と貞操の最大の危機を迎えることとなってしまったライガーレディ、はたして彼女はこの苦難を乗り越えることができるのであろうか!?
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